学校経営

令和2年度 小国町立小国中学校教育計画方針重点等

■1 教育目標

白い森の国おぐにを愛し、たくましく、心豊かで、生き抜く力を身につけた小国人の育成

■2 めざす学校像 あいさつ・合唱・ボランティアで感動をよぶ学校 小国中学校

1 明るいあいさつと歌声が響く学校
2 思いやりの行き交ういじめのない学校
3 安全で安心のあるきれいな学校
4 家庭・地域から信頼される開かれた学校

■3 めざす生徒像  人間力を身につけ小国を元気にする小国中生

1 確かな学力を身につけ、自ら課題解決にあたる生徒
2 豊かな心を持ち、互いを認め合って成長する生徒
3 心身ともに健康で、根気強く、たくましい生徒
4 郷土を愛し、郷土を元気にしようと努力する生徒

■4 求める教師像  子供と共に成長し,信頼される教師  ※基本姿勢は別掲

1 実践的教育力を常に高めようと努力する教師
2 常に子どもと感動を共感・共有できる教師
3 家庭・地域と連携を図り,期待にこたえる教師
4 教育公務員としての自覚に基づいて行動する教師

■5 経営の方針

今年度は、新型コロナウィルス感染拡大に伴い変化する状況に応じた学校運営が求められている。関係機関の指導の下、保護者、生徒の理解を得ながら、職員の共通理解と協力により柔軟な対応による学校運営を推進する。

(1) 事故防止及び危機回避をすべてに優先するものとし、安全な学校づくりをすべての教育活動の前提とする。特に、新型コロナウィルス感染防止の意識を高めるとともに、特に、①確実な健康確認、②3密(密閉・密集・密接)のない活動環境作り、③手洗い・手指の消毒の励行を日常化する。
(2)次期学習指導要領への移行を計画的に進め、6教振、小国町保小中高一貫教育の方針に則りながら、小国小との連携を生かした学校運営をさらに推進する。(小中の乗り入れ、交流活動の推進)
また小国高校との新たな連携の在り方を模索する。
(3)生徒指導の機能(「一人ひとりの自己有用感の醸成」「共感的人間関係作りと集団づくり」「自己決定・自己選択により自立を促す場づくり」)を基盤とし、生徒、保護者との適切なコミュニケーションによる信頼関係づくりに意を尽し、信頼関係に基づいた指導を行う。
(4)教育活動全体を通して、「自ら取り組む」「挑戦する」「共感的に聞き、発信する」ことの意義づけ、価値づけを行い、自発性、自主性、コミュニケーション力の育成の土台を作る。
(5)一人ひとりの障がいや気質、家庭環境などの適正な生徒理解に基づき、特別支援の視点に基づいた教育活動をさらに推進する。多様性を受け止め、共感的な雰囲気のある集団づくりと保護者との共通理解、関係機関との連携に立った個別指導を充実させる。
(6)活動のねらいや意義の理解、見通しを持たせる指導、振りかえりと成果の確認を重視し、理解と納得を伴った生徒主体の取り組みを進めることで、意欲を高め活力ある学校づくりを進める。
(7)カリキュラムマネジメントを推進し、学校研究を中核として基礎的な知識及び技能の習得を基盤にしたと活用力の育成に重点をを置いた授業改善を推進する。また、白い森学習支援センターとの連携を図りながら、自ら学習に取り組む意欲を高め、家庭学習の習慣化、質の向上に粘り強く取り組む。
(8)生徒指導の重点を「不登校、不適応を防止」「いじめ防止」「ネットトラブルの防止」に設定し、「小国中学校いじめ防止基本方針」「生徒指導カリキュラムマネジメント」に基づき、コミュニケーション力を高め、自治活動の機能する相互支持的な集団作りを基盤に、いじめのない安心な学校づくりを計画的に推進する。
(9)学校安全計画、保健計画に基づき、保健安全指導を計画的、継続的に進めるとともに、Qトレによる体力つくりを効果的に進めることで健康、体力の増進を図る。
(10)白い森学習を中心とした郷土学習を計画的、系統的に実施するとともに、あいさつ運動、合唱活
ボランティア活動を積極的に推進し、それを持って地域に貢献し、「小国を元気にする小国中生」を実践する。
(11)ICT教育拠点校の指定を受け、ICT活用の研修を基盤に、ICT活用の日常化と有効活用を促進する。
*ICTを活用した家庭学習支援、生徒、家庭との連絡体制を構築する。
(12)コミュニティースクールの趣旨を生かし、学校経営に保護者や地域の意見を反映させるとともに、地域と協働する取り組みを進める。学校運営協議会委員による広報活動や学校通信(町内回覧)等を活用し学校パートナーの拡充を図る。
(13)教育活動のスクラップ&ビル、選択と集中をすすめ、職員の負担感の軽減を図り、納得に基づいた達成感のある学校運営に努める。

■6 経営の重点と具体策

重点の具体化にあっては次の視点を持って活動を検討し実践するものとする
「教育活動全体を通して、「自ら取り組む」「挑戦する」「共感的に聞き、発信する」こと
の意義づけ、価値づけを行い、自発性、自主性を発揮する場、コミュニケーション力育成の場づくりを工夫する」
加えて次の視点を持って活動を企画運営し、連携・協働の学校運営を推進する。
1 保護者、家庭との連携・情報共有   2 PTAとの連携、組織活用
3 地域との協働・情報公開   4 小学校、高校との交流、連携
5 関係機関との情報共有、連携

1 【 確かな学力を身につけ、課題解決にあたる生徒 】に向けた重点と具体策

○関心・意欲・態度の評価◎の増加
○NRTを全教科で偏差値53.0以上(全学年)
○全国学力調査全国平均+5%以上(3年)県探求型学習推進に係る学力調査県平均+5%(2年)

(1)学校研究を中核にした教科指導の充実
:探究力の向上を目指し、カリキュラムマネジメントを推進する
:個人の実践課題を明確にしカリマネ表で実践を重点化見える化する
①活用力の向上を重点にしたカリキュラムマネジメント表の作成
○重点の意識化と学校教育全体に関わる具遺体的取り組みの明確化
○教科、領域、その他の活動との関連付けを図る
○学校外資源の活用
②授業改善の推進
○言語活動(表現、資料活用、長文読み)の充実
・全教科で単位時間への言語活動(まとまった内容を読む・書く活動、資料活用、意見交換)の位置づけ
○探求型の学習づくり
*興味や意欲を引き出し、自分ごととなる課題設定
*思考の多面化、深化、相互支援等、ねらいを明確にした協働的な活動の設定
*学習の振り返りによる学びの実感と課題意識の形成(2つの視点)
・「学習内容を理解したかを確認する」・「自分の学び方や学びへの姿勢を確認する」
*単元計画の吟味:言語活動(まとまった内容を読む・書く活動・資料の活用)、探求型学習の位置づけ
*年間計画の吟味・・・探求型学習単元の位置づけ  
③授業研究を中核にした研修の充実
○11月の学校研究発表会に向けて3回の授業研究と事前研の実施(月1回の研修の実施)
○全職員による活用力の向上を重点にした教科経営案、カリキュラムマネジメント表の作成

授業改善推進の前提として
○意欲の向上
*教師個人の実践課題の明確化と日常化・・・カリマネ表で重点化、見える化を図る
*授業での教師と生徒の関わり・・・自ら学ぼうとする態度、挑戦する態堰度の価値づけ
*形で気持ち調える(構えづくり)・・・立腰姿勢、あいさつ・返事、文字指導
*話し方・聞き方4原則
*白い森学習支援センターでの自発的な学びの奨励
*応募活動、大会、コンテスト、各種検定への参加奨励
○基礎基本の定着
*目標の明確化と学びの見通しの持てる授業づくり
*覚えること、できるようになることをはっきり意識させる
*覚えさせる指導、定着を図る指導の工夫
*振りかえりによる学びの実感と次への意欲づくり

(2)学年・学級での学業指導・・・指導計画の立案(学年経営案に)
①計画的な学業指導(求められる学力・意欲態度、学びの意義、家庭学習の進め方 etc)
○自立への道すじ・・・高校に入れば良いという意識の打破
○授業参観での学業指導の授業公開・・・保護者との情報共有
○リーフレット『家庭学習のすすめ』を活用した保護者への意識形成と協力要請(PTA総会)
②課題点検の意識改革
○家庭学習に真面目に取り組む生徒の認めと賞賛・・・良さを広める(できる生徒をより伸ばす)
○学業不適応、特別な支援を要する生徒への対応・・・生徒理解と指導計画
③白い森学習センターでの学習会、個別講座への奨励・・・自発的な学びの場としての位置づけ
④実力テスト対策の実施・・・モティベーションづくりと対策問題

(3)キャリア教育の充実
①3年間の系統性・継続性を考慮した総合的な学習の再構築(白い森学習年間計画の吟味)
○学習内容の再検討(ねらい・意義・系統性)   ○探求型学習の推進
○まとめ,発表のあり方について検討
②キャリア教育との関連性を持たせた学年行事、PTA行事  
○3年間の進路関係行事の再検討
③小国高校との連携による活動の再構築、学校理解の推進
④町内企業の理解推進

(4)読書活動の活性化
①読書活動の充実
○50分間読書の充実
○読書活動サポーター、読育推進司書の活用
○水曜読書の実施・・・日常の読書活動の活性化の工夫・図書委員会の活動
○小国小、叶水小中、小国高校との読書活動交流
②3000ページ読書の実施
③読書に関する広報活動の推進
○読書、図書に関する掲示、展示  ○校内放送によるPR活動
④応募活動への積極的参加・・・読書感想文、読書感想画
⑤読書の意義指導・・・学校通信等による読書奨励の特集
⑥読書活動サポーターの活用・・・読み聞かせ、読書イベントの開催
⑦PTA活動への読書活動の位置付け
○親子読書の奨励  ○県PTA,全国PTAへの応募活動

2 【 豊かな心を持ち、互いを認め合って成長する生徒 】に向けた重点と具体策

〇新たな不登校生徒を出さない。(全学年)
欠席0の日30日以上(各学年)欠席0の日20日以上(全校)
〇いじめによる重大事案0 ネットトラブル重大事案0

(1)コミュニケーション力の育成
①「心育む講話」(コミュニケーション講話の実施)
②授業における話し方・聞き方4原則の取り組み・・・相手意識の醸成
③学級活動、道徳での構成的グループエンカウンター、ソーシャルスキル育成のショートプログラムの実施・・・・・1、2年生は月例でエンカウンターを実施
④豊かな関わり合いができる体験活動
○運動会、修学旅行、CSW、文化祭など行事における感動体験
*行事のねらい,意義の指導の充実
*実行委員会組織の活性化
○学校パートナーとの交流
⑤地域活動、社教主催の交流事業への参加奨励
⑥縦割り活動・・・清掃,ボランティア活動,
⑦生徒会によるあいさつ運動の推進・・・「いつでも」「どこでも」「だれにでも」
  
(2)自治活動の活性化による相互支持的な集団作りの推進
①生徒会活動・自治会活動の充実
○「合唱」「ボランティア」「あいさつ」活動の継続と充実
*活動の意義の理解の促進・・・相手意識・自他の尊重・自己を開く・・・
*「小国を元気にする小国中生」の意識の醸成
*合唱活動の充実・・・全校合唱の日(水曜日)
○『小国中学校生徒憲章』の趣旨を生かした生徒会活動の推進
*相手意識・自他の尊重・自己を開く・・・
○生徒会、自治会による問題予防及び課題対応・・・規範意識の醸成,自浄作用の効く集団作り
*「あふれさせた言葉」・「なくしたい言葉」の取り組み
*Plus One Phraseの取り組み
*学年課題への取り組み
○生徒会組織改変に伴う対応
②小国小・叶水小中、小国高校との交流活動
○合同集会による意識付けと合同活動(エコキャップ回収、あいさつ運動、合唱)
○行事での交流推進(壮行式 運動会 合唱交流会)
③部活動部長会による共通実践・・・あいさつ,返事,ボランティア
○部活動でつけたい力(「誰が来ても(整列し)あいさつ」「返事」「キビキビ行動」)の共通行動
○練習試合や大会での「ちょボラ」(ちょこっとボランティア)の実践
○部活動でのリーダー指導・・・リーダーを育てる意識

(3)道徳教育の充実
①「合唱」「ボランティア」「あいさつ」の目指す姿を目標に掲げた全体計画の整備
②講話、全体指導等の計画的な実施
③1、2年生を対象に月例のエンカウンター授業を実施する。
③授業道徳の充実
○重点項目を設定する
○考える道徳、議論する道徳授業の推進
○体験活動、交流、ICT機器活用の積極的推進
○指導資料の蓄積
○生徒の変容を見取る資料の蓄積・・・道徳ノートの活用
④日常の全活動で道徳性を養う意識の醸成・・指導の共通視点
*仲間のよさに目を向けさせる  *相手意識を持った言動   *自己理解と自己表現
*「自ら取り組む」「挑戦する」「共感的に聞き、発信する」の価値付け

(4)生徒理解の推進による不登校,不適応防止と特別な支援を要する生徒への適切な対応
①情報共有の推進と組織的な対応
○3回の生徒理解研修会の実施(年度初め・夏季休業中・年末年始休業中)
○特別支援委員会の実施(定期テスト実施時)
○朝打ち合わせ(月曜日)、生徒指導担当者会(火曜日)、企画会(月曜日)、学年打ち合わせで情報共有、対応方針の検討
○支援計画、指導計画に基づいた指導の推進
②専門家,関係機関との連携,活用
○スクリーニング結果を受けての具体的対応・・・学年毎のコンサルテーションの設定
○巡回相談の積極的活用      ○1、2年生の学年SGEの実施
③保護者との連携
○家庭連絡、家庭訪問の日常化   ○巡回相談の奨励
○6年生児童保護者対象の入学前面談の実施
○スクリーニングB判定以上生と保護者との面談・・・状況確認、対応検討
○「一人ひとりを大切にする教育」を用いての特別支援教育に対する理解促進
④相談活動の充実
○教育相談週間の設定     ○教育相談員との連携    ○指導記録の蓄積と引き継ぎ

(5)学校いじめ防止基本方針に基づいたいじめ防止対策の推進
①いじめに対する理解推進し、いじめに対する意識を高める
○ネット、SNSモラル講話、いじめ防止講話の実施
○いじめに対する啓発を図る学校通信の発行、掲示物の掲示
○人権作文、標語等への積極的な取り組み
②生徒会、自治会によるいじめ防止活動の推進
○「思いやり週間」(仮称)の実施
③アンケートによる実態把握と適切な対応
○いじめアンケート(6月,11月)と教育相談の実施
○月例の教育相談アンケートと教育相談の実施
④ネット、SNS使用に関わる家庭での約束づくり・・・PTA活動の一環として
⑤いじめ防止に対する取り組みについてPDCAサイクルを機能させる
・学校運営競協議会における意見交換

3 【心身ともに健康で、根気強く、たくましい生徒】に向けた重点と具体策

〇学校事故0   〇学校安全最優秀学校   〇全国健康づくり推進学校
(0) 新型コロナウィルス感染防止対策の徹底
○検温確認と記録を確実に行う等、健康観察を徹底し、養護教諭との情報共有を日常化する。
○授業開始前の換気を⒈時間毎に実施する。3密環境を作らない指導の工夫を行う。
○HR教室外での授業後の手洗いを励行させる。
○マスク着用を指導する。

(1)安全な学校環境づくりと自らの命を守る教育の充実
○学校安全計画に基づいた計画的な事故防止の取り組み、安全教育の実施
○安全だよりによる、ガイダンスを機能させる学級、学年、生徒会等での事故予防指導の充実
○校内の安全点検の実施と素早い改善
○街頭指導、バス乗車指導による事故防止の取り組み
○食物アレルギーへの確実な対応
○保護者、地域への情報発信

(2)望ましい生活習慣を身につけさせる取組の充実
○PTAとの連携を一層重視した取り組み
○ネット、SNS使用についての約束づくりを通して生活リズムづくりを推進する

(3)健康教育の充実
○健康診断後の精検や治療のすすめの継続・・・まちコミの活用
○食育教育全体計画に基づいた食育指導の充実   ○生徒保健員会と協働した保健指導の実施
○保護者地域への情報発信

(4)体力テスト全国比較52.5以上を目標とした体力の向上
○『キビキビ行動ハキハキ返答』の体育の授業     ○冬の合同部活動の実施
○Qトレの充実     ○授業、集会における姿勢指導
○春の体力テストに加え、持久力向上を意識した春秋のQトレ持久走大会の実施

4 【郷土を愛し、郷土を元気にしようと努力する生徒】に向けた重点と具体策

〇ボランティア活動等地域活動への参加生徒数の増加
〇学習状況調査における地域活動への参加状況の数値の向上
(1)白い森学習の充実
○総合的な学習の内容の再検討・・・系統性,継続性の吟味
(2)生徒会主体のボランティア活動、交流活動の充実
○創立記念・地域に感謝する全校ボランティア、夏の6大ボランティア、合唱発表
○地域活動、白い森学習支援センターへの協力
○地域への作品展示、吹奏楽部演奏
(3)校外で、家庭でのあいさつの向上
○あいさつの意義指導・・・地域の方々や家族を元気にするあいさつの取り組み
(4)地域との協働活動の推進
○学校サポーターの活用
○地域学校支援本部事業との連携推進
(5)生徒の活動状況の積極的な発信
○学校通信の発行、月1回の町内回覧

■7 今日的課題に対する学校としての取り組み

(1)特別支援学級の適正な運営
・特別支援学級の進路を意識したカリキュラム作成とそれに沿った指導
・特別支援学級在籍生徒への適正範囲での通級など個に応じたきめ細かな指導
(2)学校運営協議会との連携強化・・・熟議の推進
・学校運営の評価の反映
・地域との協働活動の推進
(3)適正な部活動運営
①運動部活動基本方針に基づいた適正な部活動運営
②部活動適正化方針基準の再整備とそれに基づいた適切な設置部の決定
③コーチ・保護者会長会の実施による部活動運営の共通理解の推進、体罰・いきすぎた指導の防止
④地区の競技団体との共通理解の推進     ⑤部活動指導員の活用
(4)小国高校との連携強化、生徒・保護者の小国高校理解の促進
(5)白い森学習支援センターとの連携推進
(6)保護者の参画意識の高揚と学期末事務の軽減・・1、2学期末の全学年3者面談の持ち方の吟味
(7)NIE(Newspaper in Education)の展開
(8)緊急時対応のマニュアル整備

「学校いじめ防止基本方針」PDF